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金融街占拠運動の発起人 丸刈りで北京に抗議

2014年09月10日

金融街占拠運動の発起人 丸刈りで北京に抗議

 

【新唐人2014年9月10日】中国当局は先日、香港の次期行政長官選挙で民主派候補を事実上排除する決定を下しましたが、香港の民間では抗議活動が続いています。金融街占拠運動の発起人たちは、頭を丸刈りにすることで北京当局に対する不満を示しました。

 

金融街「セントラル占拠」運動の発起人、戴耀廷(たい ようてい)氏、陳健民(ちん けんみん)氏、朱耀明(しゅ ようめい)氏は丸刈りをすることで、北京当局の決定に対する不満を表しました。

 

「セントラル占拠」運動の発起人 戴耀廷氏

「中国人にとって、身体、髪の毛、皮膚は親から与えられた大切なものです。本日我々は香港の民主のために髪の毛を放棄します」

 

発起人の3人に続き、民主派の立法議員や芸術家、大学教師、弁護士、学生、牧師、ビジネスマンなど43人も次々、丸刈りの行列に入りました。

 

元民主党主席 楊森氏

「中共一党独裁の下で、我々の次世代のために、高度な自治と一国二制度のためには民主は基本的な基石です。だから皆 力を尽くして、非暴力で民主を勝ち取りましょう」

 

一方、北京寄りの団体がホットラインを開設して、金融街占拠運動に参加する学生の名前を収集しています。戴さんは、市民に警戒を呼びかけます。

 

「セントラル占拠」運動の発起人 戴耀廷氏

「彼らの行為は一種の白色テロです。香港に独裁政権を迎い入れるために、地ならしをしているのです。気をつけなければなりません」

 

丸刈り活動は市内の教会で行われましたが、期間中、愛国を訴える若者4人が妨害活動を行いました。現場では一度混乱が見られ、ボランティアスタッフが頭部を負傷し、病院に搬送されました。妨害者2人は後に警察に連行されました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/10/a1137027.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

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